【輸入住宅は全部輸入品!?】
輸入住宅は海外から輸入した素材を使って建てるのが一般的ですが、使われてい
る全ての素材は輸入品なのか気になる人も多いのではないでしょうか。輸入住宅
だからといって輸入した素材にこだわる必要性もないと思う人もいるでしょう。
それでは、輸入住宅は全て輸入品でできているのかご説明しましょう。

【輸入住宅だからといって全てが輸入品になるわけではない】
結論から言えば、輸入住宅だからといって全てが輸入された素材を使うわけでは
ありません。
というのも、輸入住宅に使われる素材の中には、日本の建築基準法に適していな
いものもあるのでそのまま使えるわけではないからです。日本で輸入住宅を建て
る場合は建築基準法に則って建築しなければならないため、規制に適合した資材
と工法を活用しなければなりません。
建築基準法は安全性を確保するために遵守しなければならないものであり、輸入
された素材と言えども建築基準法を無視した建築は絶対に行ってはいけません。
ただ、輸入された素材に頼らなければならない場面があるのも確かです。海外の
素材の規格は日本で使われている素材と比べて規格が小さいことが多く、海外と
日本の素材を合わせて使おうとすると設計段階で上手く設計できるように時間を
かけなければならなくなります。
希望通りにいかないこともありますし、結局は全て輸入品に頼ることになる可能
性もあるでしょう。日本の素材も一緒に使っていきたいという人は、施工業者と
しっかり話し合って決めていくことが大切です。

【まとめ】
輸入住宅は基本的に輸入された素材を使って建てられます。日本の素材と合わせ
て使おうと思っても、規格の違いによって設計が狂ってしまう可能性があるで
しょう。ここは全て輸入品でも良いと妥協するか、施工業者に相談して日本の素
材も一緒に使えないか相談するのがおすすめです。

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