【ドライウォールって何?】
貴方はドライウォールという工法を知っていますか?ドライウォール工法とは1930年代のアメリカで生まれた工法で、日本ではあまり取り入れられていません。アメリカでは主流の工法のようですが、日本で取り入れられていないのはなぜなのでしょうか。それでは、ドライウォールについてご説明しましょう。
【ドライウォールとは何日本であまり取り入れられていない理由は?】
ドライウォールとは1930年代アメリカで生まれた工法で、湿式に対する仕上げ方法、そして石膏ボードを使った工法でもあります。アメリカでは基本的にクロス仕上げでも塗装仕上げでもドライウォール扱いになりますが、これは石膏ボードで作られる壁だからです。つまり、石膏ボードで塗装された壁自体をドライウォールと呼ぶこともあります。アメリカでは主流となっているドライウォールですが、ドライウォールは断熱性は気密性が高い他にもクラックも入りにくいので長期的に住むのにおすすめです。断熱性の高さと気密性の高さが修復しやすい上に省エネ効果も期待できるなど、多くの住宅にとって大変利便性が高い家になるでしょう。しかし、こんなにも利便性が高いのであれば、日本でも導入されていてもおかしくないのになぜ導入されていないのでしょうか。これは、工事の際に内装仕上げ業者が入ってくるからです。造作工事の場合だとドライウォールのメリットが活かされにくくなるため、相性はそこまで良くありません。
【まとめ】
アメリカで主流になっているドライウォールは、高断熱性と高気密性に優れており、省エネ住宅を建てたい人にもピッタリの素材です。クラックも入りにくく、メンテナンスの頻度が減らせると共にちょっと修復するだけで再び長期的に使用できるなど様々な特徴があります。ただ、日本ではあまり主流ではない工法なので注意しましょう。